ダイヤズ「ご覧なさいなルビィ。岩の前に何かが立っていますわよ」

パビィルス「…………!!」

パビィルス「(ぇぇえええ! あ、あれってもしかして……ニンゲン!?)」

ダイズ「(そうですわ)」


ねえこのくだり続けるの?


パビィルス「信じらんない! お姉ちゃん、ルビィ、ルビィ、ついにやったよ!」

パビィルス「これでカナンダインに褒められる……! これで、これでルビィ、にんきもの! 友達いっぱい!」


あまりの嬉しさからか、ぴょんぴょんと跳ねながら同じことを何度も繰り返し口にするルビィ。


パビィルス「……おほん」

私の視線に気づいたのか、ルビィが咳払いしながら居住まいをただす。

パビィルス「ニンゲンさんっ! ここは通しませんよ!」

パビィルス「ルビィががんばルビィして阻止しちゃいますからね!」

おなじみのポーズ。

やっぱりルビィだわこのスケルトン……うん、安心する。となりで見てるダイヤもダイヤだし。