千歌「はぁ」


好きな人と一緒にいられるだけで幸せだって思ってたけど、
流石にこうも勉強ばかりだと明日は曜ちゃんと遊ぼうかなとか、
梨子ちゃんと買い物にでも行こうかなとか、
果南ちゃんに海に連れてってもらおうかな、なんて考えたりしちゃう。

でも、


ダイヤ「明日も、うちで勉強します?」


その一言に今まで考えてた事をあっさり放棄して。


千歌「うん」


そう笑顔で返事をする。