絵里も海未もそれぞれ別の部分で大人であり子供なんだよ
だから互いに対して大人に向ける憧れと子供に抱く愛おしさの両方を感じている
二人とも「あの人はしっかりしているように見えて実は弱いから私が支えなければ」と思い合ってる

和洋の対比というのも「別の種類の正しさを受け入れる」ことの象徴にみえる
海未はことほのから「正しくないことにも一理ある」とは教わってきたはず
でも自分と別の正しさを認めた上で真剣に向き合うことは少なかっただろうから