ことり「どうして…っ、どうしてそこまでわかってたのに!」

真姫「ごめん…なさい…」ポロ

真姫「全部、私が悪いの…」

ことり「…大っきな声を出してごめんね。真姫ちゃんだけが悪いわけじゃない、安易な気持ちで押したことりも悪いよ…」

真姫「私が…私が、あんなスイッチ作らなければ…」ポロポロ

ことり「真姫ちゃんはただ、医学に貢献したかっただけなんだよね。その気持ちが悪かったなんてこと、」

真姫「違うの!」

真姫「そんな殊勝な気持ちなんてなかった。ただ、私は…願っただけなの。見てみたいと思っただけなの。世界がこんなことになるかもしれないってわかってたのに、それでも…それでも…」


真姫「"医者"なんて職業が存在しなくてもいい、誰もが笑って生きていける世界を…見てみたかっただけなの…っ」ポロポロ