絵里「それで、梨子が話したという犯人についてだけど…他には何かある?」

梨子「言葉は丁寧でしたけど、相当くやしそうでした」

鞠莉「またくるって宣言してるくらいだし、しつこそうよね〜」

曜「え、じゃあすぐに防衛対策しないと!」

梨子「んーでも、さすがにすぐにはこないと思う」

花丸「何か言ってたずらか?」


梨子「これだけ用意周到に計画した不意打ちだらけの作戦が失敗したんだから、次は根本的なとこから変えてくるかなって」

絵里「直後はしばらく警戒態勢だったけど、むこうもそうとうの痛手だったんでしょ」

鞠莉「こちらも狙われているという意識でいる限り中途半端なマネは出来ないからね」

曜「そうか、向こうも今度はこっちが千歌ちゃんを守ってくるのはわかってるんだ」

梨子「それでも最優先が穂乃果さんみたいだから、もしかしたらそっちに集中する可能性もあるよ」


花丸「んー、結局マル達はどうすれば……」


絵里「しばらくは町の復興に専念して、日常を取り戻すことね」

花丸「それでいいずらか?」

鞠莉「人に直接干渉してくるトロイヤの丸薬は私のほうで対策してるから、もう少し待ってね」