梨子「いい曜ちゃん? 2人が端からポッキーを食べ進めたらどうなる?」

曜「え? そりゃおいしいに決まってるじゃん、ポッキーだもん!」

梨子「いや味のことじゃなくてさ……確かにおいしいけど! もっと大事なことがあるでしょ!」

曜「もっと大事なこと?」

梨子「ほら、2人で食べ進めたら、どんどんポッキーが短くなって2人の顔が近づくでしょ?」

曜「……ふむふむ」

梨子「それで最終的には、口と口がぶつかって……キャーッ! ってここまで言えば分かるでしょ?」

曜「……うん、分かった! 梨子ちゃん、それがやりたかったんだね!」

梨子「そうそう、本当だったらポッキーゲームで2人ドキドキしてー……なんてのがしたかったんだけど、ポッキーがないんじゃ……」

曜「だったら今やればいいじゃん!」

梨子「え――?」

チュッ……