花丸「善子ちゃん、私ね、善子ちゃんの事が好き…なの」

善子「え?」

とある日の放課後。私は花丸に告白された。

部活前の2人きりの部室。他のみんなは掃除当番やら何やらでまだ来ていない。

善子「ごめん、今何て言ったの?」

嘘。ただ突然言われたのが、あまりにもあり得ない言葉だったから。

だから、きっと聞き間違いだろうと思った。そう思いたかった。