凛ちゃんと喧嘩したい
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
にゃーにゃー言いながらポカポカ叩いてくる凛ちゃんを適当にあしらいたい 凛ちゃんは一瞬パアッとした笑顔を見せるが喧嘩中だった事を思い出して
「別に来て欲しいなんて行って無いにゃ!」とか言うから俺は黙って凛ちゃんを抱き締めてあげたい すると凛ちゃんも
「りんが…りんがわるかったにゃぁぁ〜」と今まで堪えていた涙が溢れ出してしまって俺はただ胸を貸して居たい 凛ちゃんが泣き止んだら2人で一つの傘に入って帰りたい でも凛ちゃんが
「流石にこれはちょっと恥ずかしいにゃ…」とか言うから俺は傘を持ってない方の手でそっと凛ちゃんの肩を抱き寄せたい 凛ちゃん怒ったら泣いちゃうし、それで俺も泣いちゃう 凛ちゃんの体が思ったより冷えていたので近場の喫茶店で暖かいココアでも飲みながらお互いに喧嘩の事を謝ったり今後の事について語り合ったりしたい 喫茶店を出る頃には雨は止んでいて満天の星空の下2人で仲良く帰りたい 「星空にゃ!」とか言いながらはしゃぎ回る凛ちゃんを見ながらこんな日がいつまでも続けば良いなぁと感傷に浸りたい あんまり走ると危ないぞーと俺が言おうとした瞬間に凛ちゃんの目の前にトラックが来て
俺の足は無意識の内に駆け出してて
そしてそこで俺の生涯は幕を閉じたい 喪主は俺の親父でもなくお袋でもなく凛ちゃんに務めて欲しい 凛ちゃんには式の間も決して泣かず気丈に振る舞ってて欲しい そして全部終わった後やっと1人になれた凛ちゃんはようやく俺が居なくなった実感と寂しさと後悔から涙が止まらなくなって欲しい そしてそのまま泣き疲れて眠ってしまった凛ちゃんの夢枕に立ちたい 俺はそこで凛ちゃんと居て楽しかった事凛ちゃんを救えて後悔は無い事とても幸せだった事を凛ちゃんに伝えたい そして願わくば次に凛ちゃんに合うのはずっとずっと先であって欲しい 久し振りに会う凛ちゃんはいつの間にか白髪ばかりになっていて
「あなたは若い頃のままなんだね…なんだか凛だけおばあちゃんになっちゃったにゃ」とか照れ臭そうに言って欲しい でもそんな凛ちゃんの笑顔はあの頃とちっとも変わらない満天の星空のような眩しい笑顔であって欲しい そして2人は離れていた時間を取り戻すようにいつまでも寄り添って居たい… 花陽「って言う夢を見たんだ〜」
凛「うっ…えぐっ…」
花陽「凛ちゃんなんで泣いてるの!?」
凛「かよちん死んじゃヤダよ〜凛より先に死なないで欲しいにゃ〜」
花陽「凛ちゃん…花陽と凛ちゃんはいつまでもずっと一緒だよ!」
凛「かよちん大好き!」ダキッ
花陽「花陽も凛ちゃん大好きだよ!」ダキッ
真姫「(イミワカンナイ…)」
完 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています