0312名無しで叶える物語(神宮)垢版 | 大砲2018/01/16(火) 18:29:36.30ID:dMvzXXio ーーーダメだ、聴いてはならない、見てはならないと、意識を彼女から反らそうと足掻いてみたが、それはもう無駄であった ーーーいや、無駄な足掻きというのは、間違った例え方だ。何故ならそれは、表面的にただ拒んでいただけだったからだ ーーー本質的、私の心はもう、足掻くことなく既に彼女に囚われていた 「明るい、歌声は、恋をしているから」 ーーーそうだ、私は彼女に恋をしていたのだ ーーーあの歌の、亜麻色の髪の乙女のように