曜「アイテム図鑑?」
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-沼津
??「そっ。倒した相手が所持しているアイテムを登録してコンプを目指す図鑑やね」
曜「倒した相手って、どうゆうこと?」
??「図鑑のNo.の横の空白に誰かの名前を書けば設定完了。あとは倒せばオッケーや」
曜「倒すっていうのがよくわかんないんだけど、物騒なのはいらないよー」
??「倒し方は色々やからね、勿論その方法や確率で低確率のレアアイテムが出る事もある」
曜「へー」
??「細かい事は取説に書いてあるよ。どう、買う」
曜「なんだかゲームみたいで楽しそうだけど、図鑑だと高そうだしなぁ…」
??「ちなみにそれ一冊のみの限定品なんよ」
曜「買った!」
-スクールアイドル部部室
曜「千歌ちゃん梨子ちゃん、突然だけど勝負しよう!」
千歌「へ?」
梨子「勝負って、なんの?」
曜「練習のランニング、どっちが先にゴールするか勝負しない?」
千歌「えー、曜ちゃんのが有利じゃ〜ん」
梨子「私は遠慮しておくね……」
曜「そこはハンデつけるからさ、ただ走るのもつまんないでしょ?」
千歌「むー…」
曜「よし、じゃあ松月のケーキでどう?」
千歌「む……ホントにハンデつけてくれる?」
曜「つけるつける〜」
千歌「よーし、それならいいよ!」
梨子「がんばってね〜」
ダイヤ「そろそろ行きますわよ〜!」
曜「はーい」
千歌「で、ハンデって?」
曜「私は5分後にスタートするよ。それでいい?」
千歌「5分って、そんなにハンデつけて…知らないよ〜?」
曜「望むところだよ!」
曜(難易度でドロップ率が変わるならこれくらいやらないとね)
千歌「よーし、じゃあ先に行くね!」タタッ
梨子「曜ちゃん無理しちゃだめよー」タッタッ
曜「ふふん、この曜ちゃんの本気を見せてあげよう!」
千歌「うおおぉぉ!」ドドドド…
鞠莉「オ〜! ちかっちどうしたのー?」
ルビィ「そんなに飛ばしたらバテちゃうよー?」
梨子「曜ちゃんと勝負してるんだって」
ダイヤ「勝負? なんのです?」
梨子「どっちが先にランニングゴールするかって」
果南「へー、おもしろそうなことしてるね」
花丸「千歌ちゃん見えなくなったずら……」
善子「よくやるわねー」
曜「とーりゃ〜〜〜!!」ドドドド…
花丸「あ、曜ちゃんずら」
ダイヤ「曜さーん、オーバーペースで崩れないように気をつけるのですよー!」
曜「だ〜いじょうぶ〜〜〜!!」ドドド…
果南「速いねー曜」
鞠莉「すぐにちかっちに追いつきそうね」
梨子「元気ね〜」
曜「あ、千歌ちゃん!」
千歌「うぇ!? 曜ちゃん!」
曜「千歌ちゃん折り返しか〜、ちょっとがんばらないとー!」
千歌「さすが曜ちゃん、でも…っ!」
曜「すぐに追いつくからね!」
千歌「負けないよ〜!」
曜(さすがに5分のハンデはおっきかったかな……でも、これに勝ってこそ…!)
ルビィ「あ、曜ちゃんだ」
善子「速! もう折り返して戻ってきたの?」
果南「気合はいってるねー」
鞠莉「曜〜ファイトよ〜!」
曜「あーりがと〜〜!」ドドドド…
ダイヤ「この後の練習に影響がでなければいいですが…」
花丸「若いっていいずらー」
梨子「ホントねー…」
曜「はっ、はっ、あ、見えた!」
千歌「この気配!? って曜ちゃん!」
曜「千歌ちゃん捉えたよ〜!」
千歌「あ〜〜もう来たの〜!?」
曜「ふふん、このまま追い抜いちゃうからね〜!」
千歌「ぬおぁぁぁ、負けるか〜〜!!」ダダダダ…
曜「っ!? ラストスパートだね、負けないよ!」ドドドド…
千歌「ぬぐあぁぁぁっ!!」ドドド
曜「はあぁぁぁぁぁっ!!」ドドドド
ダッ… バタ
千歌「はぁっ、はぁっ、あーーー!!」
曜「はひっ、ふぃ……よーーーっしゃあ!!」
千歌「あとちょっとだったのに、負けた〜」
曜「はぁ、でも……いいスパートだったよ千歌ちゃん…ふぃ…」
千歌「むーーくやしい〜」パァ
曜(あ、千歌ちゃんの体が光った……)
ポロッ ポロッ
曜「あ、2つもでた」
千歌「へ…なにがー?」
曜「ううん、こっちのことー」
曜(えっと、なにが落ちたのかな……)ヒョイ
曜「あ、これ……私の……写真?」ドキ
千歌「どーしたの?」ヒョコ
曜「え!? あ、な、なんでも……」
曜(えっと、これって、まさか千歌ちゃん……)ドキドキ
スッ… スッ…
曜(あ、もう一つの見てなかった、なにかのノートのような…)
千歌「ふぅ、でもスッキリしたー」
曜「そうだね、いい勝負だったよ千歌ちゃん」
千歌「まだ練習はあるけど、なんだかやりきった気分……このまま寝ちゃおうかな」
曜「あはは、もうじきダイヤさん達も戻ってくるからそれまで寝転がってようか」
曜(千歌ちゃんが……私の写真を持ってた…)ドキドキ
-曜ちゃんのお部屋
曜「ん、なるほど……」
No.1 高海千歌
75% ???
50& 作詞ノート
10% 大切な写真
1% ???
曜「けっこうなレアアイテムで……大切な写真で……それが…」
曜「ん〜〜〜!!」ボフッ
曜「やばいやばい、なんかわかんないけどめっちゃやばい!!」バタバタ
曜「いやーまいりますな〜これは〜」ニヘ
曜「ん……でもこうなると1%のアイテムが気になるなぁ……なんだろ?」
曜「やっぱり家族の大切なモノとかかなぁ……」ゴロゴロ…
曜「梨子ちゃんや善子ちゃんもこういった誰かの大切なものを落とすのかな……」
曜「…………」
曜「ちょっと色々しかけてみるかっ」ガバッ
乙、これはおもしろそ
コンプ勢にはアイテムリストとかあるだけで燃えるからなー ニュース:線路内に犬 新幹線が一時運転見合わせ JR岡山駅 | KSB瀬戸内海放送
http://www.ksb.co.jp/sp/newsweb/detail/8602
19日夕方、JR岡山駅で利用客の連れていた犬が新幹線の線路に逃げ出しました。新幹線が一部区間で運転を見合わせました。
19日午後5時前、JR岡山駅の新幹線ホームで利用客が連れていた犬が線路に逃げ出しました。この影響で新幹線は、新倉敷と相生の間で上下線とも運転を見合わせました。
JRによりますと犬はまだ見つかっていませんが、線路の確認を行い、約50分後に運転を再開しました。 勝負の内容も奪い取るって言いながら何か奪うわけでもないし凄いほんわかしていいね この路線のままだといいなぁ 訂正
No.1 高海千歌
75% ???
50& 作詞ノート
10% 大切な写真
1% ???
50&=50%です 最初から全部 -翌日 バス停
曜「善子ちゃんおはヨーソロー!」
善子「だからおはヨハ…」
曜「さっそくだけど勝負しよう!」
善子「聞きなさいよっ、ってまた勝負?」
曜「ふふふ、これを見てっ!」サッ
善子「なに? はっ! こ、これは!?」
曜「昨日徹夜で考えてみた堕天使風衣装だよ」
善子「へ、へー、なかなかじゃない」
曜「これと善子ちゃんの考える堕天使風衣装とで、どっちがより堕天使か勝負しよ!」
善子「はぁ、なんでそんなに勝負したがってるのか知らないけど……ふふ、愚策だったわね」スッ
曜「ん、もしかしてすでにデザインが!?」
善子「このヨハネが纏いし漆黒の装束、その可能性は無限のごとく!」ババッ
曜「す、すごい…ノートにたくさんのデザイン画が!!」ペラッ
善子「当然よ。いつ天界から啓示がきてもいいように準備は万端よ」
曜「むぅ、いい感じのが多いなぁ…」ペラペラ
善子「ふふ、これでも勝負を挑むというの?」
曜「勿論! 難易度は高ければ高いほうが燃えるからね!」グッ
善子「よくわかんないけど、この勝負には負けるわけにはいかないわね!」
曜「それじゃあ善子ちゃんもデザインを一つ選んで。それをみんなに評価してもらおう」
善子「あ、でもそれだとルビィとずら丸には結構これ見せてるから……」
曜「そっか、余計な先入観はなしでいきたいから……じゃあダイヤさん達に決めてもらおう」
善子「いいわよそれで」
曜「楽しみだね〜」
―――――
曜「……………」ドキドキ
善子「…………」ドキドキ
果南「んー、こっちかな〜?」スッ
鞠莉「どっちもエキサイティングね〜。でもいい方を選ぶっていうなら、こっちかしら〜?」ススッ
ダイヤ「正直どっちもゴテゴテしすぎだと思うのですが……まぁそれでも選ぶとするなら…」スッ
曜「ぐあっ!」
善子「っし!」グッ
千歌「おー、2対1で善子ちゃんの勝ちだね」
ルビィ「さすが善子ちゃん!」
曜「んー、やっぱり相手の土俵で勝つのは厳しいかー」
善子「どういう意味があったのよこの勝負」
曜「ちょっとしたゲーム感覚なんだけどね」
善子「よくわからないけど、まだ勝負するというのなら受けて立つわよ?」
曜「んや、やめとく! こっちは勝てそうにないし」
善子「さっぱりしてるわね」
曜「また違う事で勝負を挑むよ」
善子「まだやるのね……」
曜「ちょっとアプローチの仕方をかえないとダメか……」
梨子「あ、曜ちゃん」
曜「どしたのー?」
梨子「よかったらさっきの衣装デザイン、見せてくれない?」
曜「え、いいけど。これ負けたやつだよ?」サッ
梨子「そうみたいだけど、私はこのデザイン好きだよ」
曜「えっ…そう? それは嬉しいなー」
梨子「なにか、これ見た時にちょっと曲のイメージが浮かんだの」
曜「お、新曲?」
梨子「まだハッキリと形にはなってないけどね」
曜「いーじゃん新曲! 歌詞でも曲でもなく、衣装から作られるっていうのも新鮮かも」
梨子「もう…気が早いよー」
曜「はは、そうだね。でもちょっと楽しみ〜」
梨子「ねえ、このデザイン画借りていいかな?」
曜「私は勝負するために描いただけだから、あげるよ」
梨子「いいの? ありがとう」
曜「いえいえ、梨子ちゃんの役にたつのならいくらでも」
梨子「曜ちゃんったら」クスッ
曜「……………ふむ」
梨子「ん、どうしたの?」
曜「なんでもないよー、さっ練習行こっ」
梨子「? うん」
曜(梨子ちゃんとどういう勝負をすればいいのかまったく浮かばないな……)
千歌「ぺしゅっ」
ルビィ「ぴっ!?」
千歌「あ、ごめんルビィちゃ……は、っくしゅっ!」
花丸「千歌ちゃん風邪ずらか?」
曜「千歌ちゃん?」
千歌「うー…だいじょぶだいじょぶー、ちょっとくしゃみがでただけで……」
鞠莉「無理はいけないわよー?」
千歌「うん。でもほんとにただのくしゃみだから」
曜「どれどれ……」ピト
千歌「よよ、曜ちゃん!?」
曜「じっとしてて……ん、熱はないかな……」
千歌「も、もう…曜ちゃん……いきなり顔近づけるから驚いちゃったよ」ピカッ
曜「あれ?」
ポロッ ポロッ
千歌「曜ちゃん?」
曜「あ、なんでもないよー」
曜(千歌ちゃんからみかんが落ちた……でも勝負してないんだけどな……)
梨子「………………」
-夜 曜ちゃんのお部屋
曜「はて……どういう理由だったんだろ?」
No.1 高海千歌
75% みかん
50% 作詞ノート
10% 大切な写真
1% ???
曜「よくわからないけど、千歌ちゃんはあと一つ……」
曜「でも梨子ちゃんはまだ……あれ?」
No.3 桜内梨子
80% 同人誌
50% ???
5% ???
1% ???
曜「いつのまにか落ちてる……同人誌?」
曜「むー…ルール的に勝ち負けがつくような事が発生したってことなのかな?」ペラペラ
曜「善子ちゃんはそのままだし、やっぱり何か別の要因かなぁ?」ペラペラ
曜「ためしに他の子の名前……書いてみようかな」
曜「……………」
曜「いや、先にこの三人を攻略しよう。あちこち手を広げるとややこしい事になりそうだし」
−明確な勝敗を決めるゲームや相手を気絶させるなどの行動で判定される
曜「一番わかりやすい例としてゲームがあるだけで、つねに判定はしているって事かな…」
曜「あっ、そういえば後ろの方に他の人が使ったのが残ってるって言ってたっけ…」ペラペラ
曜「ちょっと失礼して見せてもらお〜っと」
曜「あった、これかな?」
No.254 小泉花陽
85% アイドル雑誌
65% GOHANYA 無料券
15% 思い出の折り紙
1% 幼馴染の写真
曜「一番最後とその手前に1つ……」
No.255 南ことり
90% 裁縫道具
50% メイド服
20% チーズケーキ
1% 幼馴染との絵日記
曜「当たり前だけど知らない子の名前が……」
曜「あ、コンプリートしたからかな、右下の枠になにか……」
ジー
曜「…………なにか隅っこに見えるけど……暗くて見えないや」
曜「ふふっ、でもこの小泉さんて人、ごはんが好きなのかな?」クス
曜「それに南さんは裁縫とメイド服……これってコスプレ好きなのかな? 気が合いそう」
曜「こうやって見ると、ドロップアイテムでどういう人なのか想像できておもしろいなー」
曜(もしも私がここに書かれたら、どういうアイテムが表示されるのかな……)
ガバッ
曜「気になる!」サッ
曜「あ……そういえば……」
No.4 渡辺曜
85% ???
45% ???
30% ???
1% ???
曜「ちゃんと出たのはおもしろいけど、自分とどうやって勝負するんだって話だよ…」
曜「それに……私の場合、きっと1%は……」チラ
曜「これ……だよね……」
1番ドロップ率高いのに限れば梨子ちゃんといえば?って問いに同人誌!というのが八割って感じか
それはそれでw No.252に大銀河宇宙NO.1アイドルの名前が刻まれてそう ハッピーエンドにしろよ
ハッピーエンドにしてね
ハッピーエンドにしてくださいお願いします -翌日 浦の星女学院
曜「え、千歌ちゃん風邪?」
梨子「そうみたい……昨日帰ってから一気にきたみたいで…」
曜「むー…やっぱり無理して練習させるべきじゃなかったなー」
梨子「みんな気づかなかったし、仕方ないよ」
曜「それで千歌ちゃんは…?」
梨子「病院行くほどじゃないからって、今日は一日寝てるみたい」
曜「んー…じゃあお見舞いも気を使わせるからやめといたほうがいいかな」
梨子「そう思って私もLINEの返信だけして、そっとしておこうかなって」
曜「千歌ちゃんは無理に起きてきて返信しそうだしね」
梨子「あ、それより次の授業は別教室だから、そろそろいかないと」
曜「おっとそうだった。じゃあ行こう〜」
タッタッタ…
梨子「曜ちゃん、そんなに走ると危ないよ?」
曜「だーいじょうぶだって、よっほっ」タタッ
梨子「階段はゆっくり登らないとダメー!」
曜「心配性だなー梨子ちゃ……」ガッ
梨子「曜ちゃん!!」
曜「あ…れっ?」グラッ
バタン!!
曜「いっ………つつ……」
梨子「……………」
曜「ごめん梨子ちゃん、足ひっかけちゃった……」フラ
梨子「……………」ピカッ
曜「え? 梨子ちゃん?」
ポロッ
曜「梨子ちゃん、梨子ちゃん!!」
梨子「……………」
-保健室
梨子「…………ん」パチ
曜「梨子ちゃん! 良かったー」
梨子「あれ……私……どうして……?」
曜「ごめんなさい! 私が階段で足を踏み外して……」
梨子「あ、そうか……私倒れてくる曜ちゃんを受け止めようとして…」
曜「うん、そのまま押し倒すかたちで、梨子ちゃん…頭をうったんだよ……」
梨子「そっか……じゃあここは……」
曜「保健室。もう授業は始まっちゃってる……」
梨子「え、曜ちゃんはどうしてここに…」
曜「どうしてって……私のせいなのに、梨子ちゃんを放っていけるわけないよ…」
梨子「ふふ、ありがと……曜ちゃんは怪我はない?」
曜「………うん。ホントに、ごめんなさい」
梨子「もうあんな無茶はしちゃだめだよ?」
曜「しないよ……人に迷惑かけてまですることじゃないし……」
梨子「わかればよろしい。………ふふっ」
曜「あは……。とにかく今はまだゆっくり寝てて。先生には言ってあるから」
梨子「そうするね」
-夜 曜ちゃんのお部屋
曜「はぁ……やっちゃったな……」
曜「大事を取ってもらったけど、みんなとの練習にも穴をあける形になっちゃったし…」
曜「もうじきライブがあるっていうのに、何やってんだ私は……ふぅ…」
曜「ん、あれ……そういえば梨子ちゃんの体、あの時光ったような……」サッ
曜「あ………」
No.3 桜内梨子
80% 同人誌
50% ???
5% 恩人の写真
1% ???
曜「恩人の写真……?」
曜「たぶん、私が梨子ちゃんを気絶させちゃったってことでレアっぽいのがでたけど……」
曜「こんな形で落ちるのは、ヤだな……」
曜「でもこの恩人の写真って……なんだろ?」スッ
パッ
曜「あ、アイテム名に触れたら別枠がでた……ん?」
◎恩人の写真
進むべき道を見失っていた時、可能性を示してくれた大切な人
曜「へー、アイテム解説機能なんてあったんだ……って」
曜「これ、千歌ちゃんの写真だ……」ドキッ
-翌日 浦の星女学院
曜「千歌ちゃん、今日もお休みなんだね」
梨子「うん。季節風邪かなぁ……今日お医者さん行くみたい」
曜「そっか……」
曜(梨子ちゃんが千歌ちゃんの写真を大切にしている……)チラチラ
梨子「?」
曜(もしかして梨子ちゃん……千歌ちゃんの事……)
梨子「曜ちゃん?」
曜「な、なに?」ドキ
梨子「なにって…私の顔をじっと見てるから……」
曜「梨子ちゃんって美人だなーって…」
梨子「と、突然なに?」ドキ
曜「いや、なんとなく……」
梨子「なんとなくでそういう事言わないでよー」
曜「いやでもホントだってば」
梨子「ホントならいいとかじゃないのー」
曜「ごめんってばー」
曜(んー…気になるけど簡単に聞けるものでもないしなぁ…)
梨子「……………」
曜(もし……もし梨子ちゃんが千歌ちゃんの事が…好きなんだとしたら……)
―――――
ダイヤ「今日も千歌さんはお休みなのですね」
果南「今の時期はこじらせるとしつこいからね」
鞠莉「みんなも体調管理はしっかりするのよ」
ルビィ「はーい」
曜「…………」
梨子「ねえ曜ちゃん」
曜「ん、どうしたの?」
梨子「今日、ちょっと帰りに寄り道しない?」
曜「ん……それはいいけど、どうしたの?」
梨子「ちょっと千歌ちゃんの事で話たいことがあってね」
曜「ち、千歌ちゃんの?」ドキ
梨子「いいかな?」
曜「いい…けど……」
曜(いきなりどうしたんだろ梨子ちゃん……はっまさか!?)
〜〜〜
梨子「私千歌ちゃんの事が好きなの。曜ちゃん応援してくれる?」
曜(なんて言われたらどうしよう……もしくは……)
梨子「私と千歌ちゃんの間に、曜ちゃんは邪魔なのよねぇ……」
曜(そんな恐ろしい事梨子ちゃんがいうはずないけど……むぅぅぅ…)
〜〜〜
梨子「今日ちょっとボーっとしすぎじゃない? 曜ちゃん」
曜「え!? ごめん……」
梨子「そんなに千歌ちゃんが心配?」
曜「そ、それは当然心配だけど、それだけじゃないっていうか……」
梨子「なんだか変な曜ちゃん」クスッ
曜「ぅぅ…」
梨子「ねぇ、海岸に行かない?」
曜「いいけど…陽が落ちると寒いよ?」
梨子「そうね。でもそれくらいがちょうどいいのかも……」
曜「……?」
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