0555名無しで叶える物語(しうまい)
2017/12/19(火) 21:47:19.83ID:y3003WvUダイヤ「……ありがとうございます。私は本当に幸せです」
ダイヤ「ですが、だからこそ。私はここにはいられない」
千歌「ダイヤさんっ!」
ダイヤ「私が認められないのですわ。10人もの命を奪った私が、のうのうと幸せを享受するなどと」
ダイヤ「到底、許されることではありません。それこそ私の気が狂ってしまう」
ダイヤ「私は罰が欲しいのですわ、千歌さん。幸せはもはや私にとって、劇薬以外の何物でもない」
千歌「じゃあ自首するとか! なにも千歌たちの前からいなくならなくたって!」
ダイヤ「自主、ね。出来ればそうしたいところです。ですが、お分かり? 私が逮捕されるとどうなるか」
千歌「どう、って……」
ダイヤ「Aqoursの評判は地に落ちますわ。切裂き魔の所属していたグループとして、多くの誹謗中傷がみなさんを襲うでしょう」
ダイヤ「地元住民、統廃合先の高校、その他もろもろ……腫れもの扱いで済めば良い方です。差別が始まってもおかしくない」
ダイヤ「そうすると間違いなく飛び火しますわ――旅館、十千万の評判にまで」
千歌「っ!?」