花丸「ル、ルビィちゃんの身体が、光って……」

果南「なに、これ……」

ダイヤ「……ふぅ。終わった」

ダイヤ「これで、本当の本当に。全部が、終わった。やり遂げましたわ――最後まで」

善子「成功、したの……?」

ダイヤ「ええ。実験の時と同じですわ。あの並べた心臓が黒いススのようになった時。もうルビィの病は治っていることでしょう」

善子「本当に、本当なのよね……!?」

ダイヤ「今度ばかりは、嘘ではありませんわ」

善子「良かった……良かった、ルビィ……!」

ダイヤ「……本当に」

ダイヤ(これでもう、思い残すことはありませんわね。後は……)