梨子「ふふ……でも落ち着いているというより、やっぱり安心したからかな」

善子「なにがよ……」

梨子「だってさっきまで善子ちゃん、黒い炎みたいなのに包まれてホントに苦しそうだったから…」

善子「もうあんまり覚えてない……」

梨子「だからかな、今のケロっとしてる善子ちゃんを見たらね……」

善子「なんか単純な扱いをされてるようだわ」

梨子「ふふ、どうだろうね」

善子「むぅ……」