穂乃果「これからは私のこと姉さんて呼んで?」


海未「嫌ですっ!!」


真姫「こんなこと聞いていいのか、わからないんだけど、海未は生前のお姉さんのこと……好きだったの?」


真姫「――恨んだりとか……」


海未「っ……そうですね」


海未「最初は、恨みましたよ」


海未「なんで私がって、本当なら姉さんが継ぐべきはずだったのに……そのせいで穂乃果と遊べないこともありましたから。でも、姉さんが幸せならそれでいいって思えたので」


海未「家庭を持って幸せそうでした、家とはほぼ絶縁状態だったのですが、私とは月に一回は会ってくれていましたから」


真姫「……お姉さんもきっと、幸せだったでしょうね……」


海未「だも、いいのですが……


真姫「海未の家がそんなことになってるなんて全く思わなかったわ。大変なのね……」


海未「そうでもありませんよ」


絵里「写真とか、ないの?」

海未「ありますよ……えっと」ポチポチ


海未「これで、どうでしょうか」


ことり「プリクラかぁ……ふふ、なんかいいね」