善子「必ず、この堕天使ヨハネが救ってあげるわ。待ってなさい、ライラプス!」

梨子「ちょ、ちょっと待って!善子ちゃん!飼い主の人が見つかったんだから、そんな奪い返すだなんて」

善子「飼い主?はぁ?関係無いわ」

梨子「え…?」

善子「私欲の限りを尽くすこの堕天使ヨハネの知ったことではないのよ」

梨子「うわ、最低…」

善子「何とでも言うがいいわ。梨子のライラプスへの愛っていうのは、飼い主が現れた程度であっさり引き下がれてしまう程度だったわけだしね」

梨子「ぐっ……」

善子「私が取り戻した後にすり寄ってきても触れさせてあげないわよ」

梨子「うぅ……ノクターン……」

善子「……でも、梨子が私の作戦に協力するっていうなら考えてあげないこともないけど?」

梨子「さ、作戦っていうのは」

善子「答えが先よ。同志にしかこの情報は渡せない」


梨子「……………………わかった。協力するわ」

善子「よし」

梨子「それで、作戦は?」

善子「>>3よ」

梨子「……は?」

善子「>>3よ」