千歌「でもさ、明日は土曜日だよ? 学校はもちろん部活までお休みだよ? なら今日居残りさせなくたって明日頑張れば良くない?」

曜「今日中に歌詞が完成してれば明日は丸一日曲作りに専念できるわけだしね。日曜は部活だし、その前に作曲時間を確保しときたいんだよ。きっと」

千歌「そんなこと言って、またあっという間に凄い曲生み出してくれるんでしょ? 曜ちゃんだって私が作詞してる間にサラサラっとデザイン画描いちゃうしさー」

善子「もう衣装案できたわけ? 見せてもらっていいかしら」

曜「うんいいよ〜。まだどんな曲調になるか分からないし、詞のイメージだけで描いた仮デザインだけど」

善子「ふむふむ……流石、相変わらずハイレベルね。バリバリ体育会系のくせして、どうしてイラストや裁縫がこんな得意なのよ」

曜「まぁ趣味の延長みたいなものだし、好きこそ物の上手なれってね!」ドヤッ!

千歌「フンッ。どうせ曜ちゃんや梨子ちゃんみたいな天才肌には、毎回どうにか歌詞を絞り出してる私の気持ちなんて分かりませんよーっだ」プイッ