*   *   *


  〜翌日、渡辺宅〜


曜「へぇ〜。これがペンタブかー」ワクワク

千歌「ただのプラスチックのペンと板にしか見えないや」

善子「よし。曜さんのパソコンにイラストソフトやペンタブ対応ドライバのインストールも終わったし、これで準備OK」

善子「タブレットからペンを少し浮かした状態で動かしてごらんなさい」

曜「浮かせて? 板の上を直接滑らせなきゃ意味なくない?」

善子「いいからいいから」