ダイヤ「しかしルビィがまた家族以外の者を便所に連れてくるとは……善子さんのことを信頼しているのですね」

善子「へっ? ど、どういうことなの?」

ダイヤ「はあ、突然便所に連れ込まれて戸惑うのは分かりますが落ち着いてください」

善子「いやいやいやいや! 戸惑うとかもうそんなレベルじゃなくて!」

ダイヤ「もしかして我が便所はお気に召しませんか?」

善子「とりあえずダイヤさん便所って言うのやめましょ? 『便所って言っちゃいけないAqoursメンバーランキング』の1位なんだから! ちなみに最下位は果南さん」

ダイヤ「とりあえずそのことは果南さんに報告しておきますが……」

善子「やめて! 驚きすぎて変なこと口走ってるだけだから!」

ダイヤ「そうですか」

花丸「とにかく善子ちゃん落ち着いて。便所飯にするずら」

善子「いや、さっきから便所便所って言ってるけどここって……普通にリビングよね?」

ルビィ「ううん、ここは黒澤家の便所だよ」

善子「えっでも、何度かルビィの家のトイレは借りたけど普通に汲み取り式で……」

ルビィ「あれはお客様用。黒澤家本来の便所はあの便所で隠しコマンドを入力してエレベーターを起動させて地下6階に下りたところにあるの」

善子「うん、その行き方のせいで今パニックなのよ?」

花丸「もう、これだと話が進まないずら。コックさーん?」

善子「コックさんいるの!?」