0018名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@無断転載は禁止 (ガラプー KK52-ypVc [05004017452212_ex])
2017/08/09(水) 19:48:08.87ID:LIGGJstJKアーシャ「うーん…ニオー?パナにごはん…」
アーシャ「!」ガバッ
アーシャ「ニコちゃん…いない」カサ
アーシャ「ん?…何か書いてある」
アーシャ「古代文字かな?…読めるけど」
『泊めてくれてありがと。…妹、見つかるといいわね』
アーシャ(また会えるよね?…にこ)
【朝・矢澤家】
にこ「…」ファー
にこ(私の部屋…やっぱり、ただの夢?)
にこ(でも…はっきり覚えてる。見たこともない薬草が採れる遺跡。変な声の毛深い牛。人里離れた家…そして、アーシャ)
にこ「そうだ。もらってきた薬草!」
『これがトーンで、こっちは虫除け草。あ、コケグサは他のと一緒に入れないでね。ニオイがうつっちゃうから…』
にこ「ちゃんとある…夢じゃなかったのね」
『それから薬草の干し葉と…私が作ったリーゼン軟膏。傷を治す塗り薬だよ♪』
にこ(どうやって帰ってきたのか思い出せない…寝てる間に、またアーシャが言ってた光る花でも出たかな?)
【音ノ木坂・生徒会室】
絵里「朝から何?」
穂乃果「ハグさせてください!」
絵里「また?…昨日したばかりじゃない」
穂乃果「毎日したいんです♪」
絵里「いいけど…私も、意味もなく生徒会室に居るわけじゃないのよ。そういう個人的な用事だけでここへ来るのは控えてくれる?」
ことり「アハハ…本当は用事があったんですけど…昨日も」
希「そうなん?」
海未「はい。薬草部設立の申請書を持ってきたのですが」
絵里「まさか、昨日提出するつもりだったの?」ギュー
穂乃果「えへへ♪」クンクン
絵里「匂いを嗅がないで!」グイグイ
穂乃果「ごめんなさーい><」