そしたらいつもは強気でサバサバしてる美渡姉が「バッカじゃないの」って顔真っ赤にして逃げてって

取りあえず志満姉にご飯って言われたから家族でご飯食べてたんだけど

美渡姉は話しかけてくるどころか目も合わせてこない

ちょい怖い時もあるけど基本仲良くて大きいケンカはした事ないからヤバい事聞いたのかと悲しくなった

お風呂入って美渡姉に謝ろうと思って部屋行って「美渡姉さっきは変な事言っちゃってゴメンナサイ」と真剣に謝った

美渡姉も「そういう年頃だから興味あるの仕方ないよね、でももう変な事は言わないでね」と許してくれた

なんか変な間があってこのまま出てくのも気まずいから美渡姉のベッドに寝転んで漫画読んでたら

美渡姉がこっちをチラチラ見てるの気づいた(まだ怒ってるのかな)とか思いながら気づかないふりして漫画見てたら

美渡姉が「さっきの話だけどさ…」と言い出して、やっぱまだ怒ってるのかと思って

ベッドに座り直して「本当にゴメンナサイ」とまた謝ったんだけど違うみたい

「どうしたの?」と私が聞くと美渡姉が私の右隣に座ってきて美渡姉の体温が伝わってきた

「…だから、さっきの話だよ」美渡姉が小声だから顔が近づく

なんか知らないが匂いと体温でドキドキしてきて催眠術にかかったみたいになって

「さっきの…は、な、し…」と繰り返してた

美渡姉が私の左手を掴もうとした時に胸が当たって体に電気が走った

美渡姉の胸は何回か見た事あるし家族だから何も思わないのにいつもと違った

美渡姉の顔は更に近づいて顔も真っ赤になってる、私は何が何だか分からず固まって息ができなかった

美渡姉は