0014名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@無断転載は禁止
2017/07/09(日) 21:22:44.62ID:7I5sWfxhあんじゅ「ないわよ。危険な物は持ち歩かないわ。アイドルだもの♪」
ことり(爪切りだったら、調理室の刃物を借りたほうがマシな気がする…)
英玲奈「フッ…どうやら私の出番のようだな」
花陽「じゃ、じゃあ私が決めていいですか?」
英玲奈「ああ。勝負の方法は君に任せよう」
花陽「紙飛行機…で、どうですか?」
のぞあんツバ「紙飛行機!?」
花陽「制限時間内に紙だけで作れば、形や大きさは自由。完成したら飛ばして飛距離を競います」
英玲奈「ほう…面白い。いいだろう。受けて立つ」
希(花陽ちゃんの折り紙は全米がびっくりするほどの腕前…あれならA-RISEにも勝てる!)
オリオリ
英玲奈(紙飛行機など随分久しぶりだ。童心にかえるようだな…)シミジミ
英玲奈「よし。できたぞ…これならよく飛びそうだ」
あんじゅ「花陽ちゃんは…?」
亜里沙「もう時間が…」
花陽「で、できました!」ドーン
のぞありえれあんツバ「!?」
ツバサ「ちょ、ちょっと…本物の飛行機なんて反則でしょ!?」
英玲奈「どうやってグラウンドに…いや、まさか」
花陽「は、はい。これ…折り紙です」
希「うそやろ!?」
亜里沙「Хорошо!」
ことり「確かに紙でできてるみたい…だけど」
英玲奈「だが、その大きさでは…紙だけなら動力源も無いし飛ばないだろう?」
花陽「だ、大丈夫です。折り紙ですから…見た目より軽いし、思いっきり投げれば…あっ」コケッ
ドサ
花陽「」
亜里沙「は、花陽さん!?」