ブランドもんの店につくとマグロナちゃんは目を輝かせるんやけど
ふいに悲しい目をして下を向くんや
ん?どないしたんや?と思って服とマグロナちゃんを見比べて察したんや
首回りのサイズが細くてツノが引っかかるんや
ツノが無かったら服は着れるのにそんな目をしてるマグロナちゃんを引っ張ってワンピースのコーナーに行くんや
どうせ私に合う服は・・・そんな虚ろな目のマグロナちゃんを連れてワイは歩く
ここならあるはずや!絶対あるはずなんや!マグロナ ちゃんの為の服が!!探した末に見つけたで!!
背中コンシールファスナーのワンピース!!
これならツノがあっても問題無しや!
その時の彼女の笑顔をワイは一生忘れへんで
天使のような笑顔やったわ
あれはワイの宝物や