ロイヤルミルクティー
ロイヤルミルクティー(Royal milk tea)は、イギリス王朝風のミルクティーと言うことからこのように呼ばれるが[3]、
日本独自の和製英語であり紅茶本国イギリスでは存在しない。
海外でも通用する名称として、シチュードティー(Stewed tea)が用いられる[4]という風説が日本では広まっているが、
Oxford Advanced Learner's Dictionaries[5]等の複数の辞書によれば、
stewedとは「ポットの中に長時間放置して濃くなり過ぎた」という意味であり、牛乳で煮出した茶という意味はない。

日本のティールームの草分けといわれる『リプトン本社直轄喫茶部 極東支店』(現 株式会社フクナガ)で、
1965年にロイヤルシリーズの一つとして考えられ、同名の紅茶飲料が販売されるに従い次第に広まっていった[6]。