普通は募金で例えば100万円集まった時に、
「この100万円は困ってる人を助けたいという沢山の人々の善意が形になったもの」
と考えるものだが、西野さんは集まった金を見てこう捉える。
「この100万円は俺の信用度の高さが形になったものだ」と。

募金で集まれば集まるほど、世の中にはまだまだ優しい人達がいるんだなぁと
本当なら思うところだけど西野さんの「貯信理論」ではこうなる。
募金が集まれば集まるほど俺の信用度がそれだけ高いって事だと。

「やりたい事あるんだけど自腹じゃ出来ないよぉ。みんなお金くれー」
と助けを請うてる立場なのに、西野さんは今まで自分がコツコツ貯めてきた
自分のお金を自分の口座から当然の権利として引き出してるだけだと思ってる。
献金してくれた人達へ一応は感謝の言葉を口にするけど
根本的な思いは「これは俺の貯めてきた信用を現金化しただけだから当然」。