「食べること、やめました」(森美智代・マキノ出版)

著者は21歳の時、「脊髄小脳変性症」という病気になります。これは難病で
医者から、「進行を食い止める治療法はない」と言われます。いろいろ調べて
みると、余命は5〜10年ぐらいらしいのです。

そこで、以前から知っていた医師の甲田光雄さんに診てもらうと、「大丈夫、
断食すれば治るよ」と言われ、断食療法を始めます。断食をすると、だんだん
症状も良くなってきました。
そのうち、それでも食べる量が多いと感じ、食べる量を甲田医師と相談しながら
減らしていきました。そして、青汁1杯になったのです。
青汁1杯の生活が13年になった時に、この本を書いています。出版から10年
経っていますから、もう23年になります。

ユーチューブで見ると、かなり太っています。著者は現在、大阪で鍼灸院を開いて
います。普通の鍼灸師ではなく、「気」で病気を治すのだそうです。

私も影響されて、甲田光雄さんの「奇跡が起きる半日断食」という本を読み、
朝食抜きの半日断食を始めて1年半が過ぎました。