野田知佑の「日本の川を旅する」(新潮文庫)を紹介します。
この本が出たのは、今から36年前で、その頃の川は今よりずっときれいでした。
彼のやり方は、ツーリングカヌーです。川の上流までファルトボート(折り畳みの
カヌー)を持って行き、旅をしながら川を下るのです。
当時、彼ほど日本の川を知っている人はいなかったでしょう。
その紀行をまとめたものです。
それ以来、カヌーが流行し、カヌーブームが起こりました。