0792ファンクラブ会員番号774垢版 | 大砲2017/10/24(火) 10:42:01.74ID:0DEKPHAb 夏鈴は緑の灯火を信じていた。 年を追うごとに我々の前からどんどん遠のいていく、陶酔に満ちた未来を。 それはあの時我々の手からすり抜けていった。 でもまだ大丈夫。明日はもっと早く走ろう。両腕をもっと先まで差し出そう。 そうすればある晴れた朝に・・・。 だからこそ、我々は前へ前へと進むのだ。流れに立ち向かうボートのように、絶え間なく過去へと押し戻されながらも。