父と母はたまには夜の街で羽根を伸ばそうと、信頼できるベビーシッターに子供の世話を頼むことにした
ベビーシッターが到着した時すでに2人の子供はベッドで熟睡中
しばらくするとベビーシッターは暇を持て余した
子供が寝ている1階にはテレビがないため、何もすることがなく退屈で仕方ない
ベビーシッターは子供たちの父親の携帯に連絡して「子供たちは寝ているからテレビを見に2階へ行ってもいいですか?」とたずねた
父親がテレビを見ることを許可すると「あともう一つよろしいですか?」とベビーシッターは質問した
「子供部屋の窓から見える、庭の天使の像にブランケットをかけて隠してもいいですか?とても気味が悪いので」

電話口の父親はしばらく沈黙した後に、こう告げた

「すぐに警察へ連絡するから子供を連れて家から逃げてくれ、うちに天使の像なんて無いんだ!!」
父親の通報から3分以内に駆けつけた警察は、ベビーシッターと2人の子供を血溜まりの中で発見した
そして、どこを探しても天使の像は発見されなかった