迫りくる相場操縦規制

ビットコインETFが通らない要因については、SECの公式文章には「相場操縦(価格操作)」や「詐欺対策の欠如」と記されています。

米名門ジョージタウン大学(Georgetown University)の金融学科教授James Angel氏は、
SECの否決が明示しているのは、取引所(NYSEアーカやCboeBZX)が
詐欺行為や相場操縦(価格操作)を防ぐ方法を示さなければならないということであり、
現段階では、取引所がそれを十分満たしていると言えない。
BTC市場の歴史を鑑みれば、SECの慎重さは当然だと考えられる。

ビットコインETFの承認はコミッショナーの意向で無期限延期可能

SECのビットコインについての質問は全部で18あり、
第13項がこれまでのETF審議の内容と比較すると
厳しいものになっている。委員を納得させないとETFは承認されない。

下記のURLがSECの原文である。

http://www.sec.gov/rules/sro/cboebzx/2018/34-84231.pdf