私は一人の国の人間になった
私はある日役所の人間の話を聞いた
役所の人間は早口で話をすると書類を渡した
私はその国の人間ではないのにそんなことを話していいのかと
思いながらそれを聞いていた
私は帰る時その書類を捨てて帰った。
この国は女の穢れで出来ている 私は役所を振り返ってその建物が
穢れで出来ていると思った
その建物に出入りする人間は男の話を一切聞かず女の穢れにとらわれて住んでいる
そのためにその建物が建てられていた
私はそれを信じられなかったがそのあとそれを否定するものが出てこず肯定するものは
いくらでもでるためしぶしぶそれを信じないことにした
しかしそれはやはり穢れていた

お前たちのやることはお前たちの国でないとできないこと
お前たちも自分の国がないと何もできない
俺は違う