23拳志郎は横浜港から上海へ行って羅門も見送ったのに、何故潘光琳が買っていた旅券は「長崎丸」で、霞家へ挨拶に
行った玉玲が旅立つ港も「長崎」なのか?
24玉玲を船上で狙った太湖幇の殺し屋はあのデカイ体をどうやって隠したのか?
25何故「イギリス人の警官隊」や「カーチェイスの時のポリ」はどちらも「インド人風」なのか?この当時確かにインドはイギリス
の植民地だがどういう関係なのか?奴隷が「イギリス人」で「警官」なのか?
26羅門は上海に行きたがってたのに、玉玲を警護した後すんなり日本に帰ったのは何故か?
27鉄心は魏瑞鷹との対決以降に右腕を無くした様だが、どういう経緯で無くしたのか?
28蒼天16巻P5で拳志郎と宗武は早朝に杜天風の屋敷前で一体何をしてるのか?建物が杜の屋敷と一緒で、ヤサカの
匂いもするし、朝靄も出てる。杜が寝てるなら中に乗り込めばいいではないか?警備の者は?杜や部下達が留守なら何故
悠長に張り込んでるのか?全く意味不明なのだが。
29拳志郎の「異常な嗅覚」は、「天斗系・三斗系の、ユダヤの王族としての特殊能力」としても説明がつかないのではない
か?海中のヤサカの臭いを察知したり、戦場で遥か遠くの飛燕の血の臭いや狙撃兵の臭いを察知したり、飛燕対ギーズの
現場に何故か辿り着けたり、「ギーズはまだ遠くに行っていない」等と言ったり、杜をバイクで追う宗武の足取りが掴めたり。
エンターテインメントでも何でもない、考え無しの余りに御都合主義的な展開のさせ方は読者が設定や世界観のいい加減さ
に辟易して白けるだけだと思うのだが。
30「自白させる秘孔」の数は10種類。解唖門天聴と「ジュウケイが少年ヒョウに使った秘孔」は特殊だとしても、新一、上顎、
拳志郎が「五叉門党の一星」「酒場の馬賊」「モグラの普」「ナチの狙撃手」「ナチス親衛隊」に其々決めた秘孔、太炎が
「モグラの普」に決めた秘孔は同じ効果なのに全て位置が違う。いくら何でも多過ぎではないか?