>>217
そう言う話を至るところで聞くけど、出元がどこなのか不明な誤解が広まってるという話しな
シャルンホルストを撃沈した時は、重巡ベルファストが照明弾を打ち上げているのだが
そもそもホントにレーダー射撃で目視無しの名中弾を得られるのであれば、照明弾など上げる必要が無いし
そんなに便利な技術が、特定の海戦の特定のケースとかでいつも語られるのもおかしい。
上で述べているように、測距でレーダーを使って射撃して、その後目視で修正して弾着させているというのが正解。
これを現場の兵士や後の野次馬が「レーダー射撃」と言う言葉を使って誤解が広まった。
レーダー射撃というのはあくまでも「レーダー測距射撃」と言うのが正しい

因みにDoYのケースは初彈から名中弾を得たというのが重要で、弾着修正とかは関係無い。
これも測距に関してはむしろ目視よりレーダーの方が正確なので、レーダー併用でより初彈の命中率が高くなるという事と矛盾はしない。


水柱に関しては俺の書いてることを良く見れば分かるが、水柱が絶対にレーダーに映らないと言ってるわけでは無く
水柱が100%映るように調整すると、クラッターが多くなりすぎて狙ってフィルタリングすることがほぼ不可能という事。
ステルス機の原理と同じ。
実際、チャンネルダッシュ作戦などで水柱がレーダーに映ったなどの記録があるが、条件が揃えば映るというだけで
レーダー射撃という完成された技術があるかというのは別の話。