>>135
秋元世界を舐めすぎ

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BLOGOS編集部 2011年10月27日 10:30
日本のコンテンツはなぜ海外で勝てないか――AKB48生みの親、秋元康氏が語る

「AKB48は海外に進出できるか?」と聞かれるが、たぶんすぐには成功しないと思っています。
そんな簡単なものではないですから。でももし海外で成功するなら、AKB48しかいないでしょう。

納豆に例えてみましょう。納豆を国外に輸出するとき、まず「においが無理ではないか」という意見が出て、
じゃあ匂いを消しましょう、ねばりも無理だろうからねばりも消しましょう。
こんなふうに我々は欧米のスタイルに合わせてきました。でもそんな納豆なんて誰も食べない。

AKB48は納豆なんです。歌やダンスはヘタ。
でもそういう納豆をみんなが味わっている様子がYouTubeで広まって、納豆の味がわからないとだめだよね、
という雰囲気になった。こういうのがウケそうとか余計なマーケティングはしないほうがいいんです。
迎合してしまうだけですから。やってみなければ何もわからない。

納豆にはいろいろな粒の大きさや粘着のある豆が混ざっている。だから競争相手も戦いにくいし、真似もしにくい。
たとえばAKB48に似たグループはいろいろな国にあります。ネットでいくらでも見つかります。
でも完全に真似できないのは、形だけ似せて強力な個性がないからです。