チュー太郎は、もあちゃん歓迎のレセプションを3ヶ月の間練習していたのである。
「すちゃん、おらをお皿に乗っけてくれ、目の前でクラッカー打つねん。」
コケッコー岩本は本物の鶏である(千葉岩本農場出荷の卵の中に、何故か有精卵が混ざっていたのがこいつである。すちゃん家の縁側で勝手に孵化をした)。
「チュー、おらが窓から出て、コケ!コケ!コケ!って3回鳴いたらパン!やで、コケ!コケ!コケ!バン!や」
2匹とも、絶世の美女の為に出来ることの全てをやるのである。