ただ、ただ、シュガーのみを欲し、貪り、欲し、貪りを繰り返す。
ただ、ただ、乖離した自分の虚像が、与え、与え、与え続けていく。

壊される結末を彼女は知っていた。
知りながら、壊される結末を彼女は歩んでいった。
拒まずに、受け入れた。

私を十字架に張り付けた君こそが、私の虚像を崇めたてた君だから。