魅られる喜びが、監視される恐怖に変わったあの日。
華やかな壇上が、晒し者の見本市に変わったあの日。
輝く未来が、清々しい朝が、堪え難き苦痛に変わったあの日。

犠牲者の数は減らない。決して減らない。
日陰者が光を欲している限り、矛盾の螺旋に終わりはない。