花を愛でる事の意味を知らない鬼畜が
花を摘み、自分のものにし、花びらを毟り、茎を折り、無残な姿にする事で
醜い自己愛のみを満たしていく。

花は、逆らえない螺旋の上で、ただ、ただ、咲いてみせる。
壊される結末を知っていながらも。