違和感2
補正MS率の説明の仕方
補正MS率がなぜでてくるのか、その活用の仕方、説明で矛盾が生じている
先ず、なぜ補正値が必要なのかという考え方で2通り混在してしまっている。

考え方1
申込数に対して、チケット売上枚数はかい離が生じるため実数を把握するため補正値を用いる。
当たったけど、実際にお金を払ってチケット引き取りに来るとは限らない。
(例)ほんとは1公演でいいけど、抽選なので2公演申し込んだ。
   申し込んだあとに、予定が入ってしまい、いけなくなった 等々
こういう人は少なからずいるため、興業サイドは補正値を用いて予想しておく必要がある。
仮に予想補正値が82%だとすると、
バカ正直に1万人キャパに対して1万人だけ当選させると、実際に売れたのは8,200枚という状況が生まれる。
約12,000人に当選させておくと、チケットは約1万枚はけることになる。
この部分に対応するリーク主の発言がこちら
「仮にキャパが10000とすると応募が11300で補正値掛けると9200でキャパ割れする」
「補正値とは1日だけ来場したいけど抽選落ちを考えて2日応募する人・・・を割り引くための数値」
「補正MS率が0.98を下回ると現状維持できなくなる」

一方、リーク主はこんなことも述べている
「補正値とは・・・4公演全部参加するようなあまりありがたくない客を割り引くための数値」
これは、考え方1とは何の関係もない話題ということがわかるでしょう。4公演全部参加する客はチケットを買う人。

ということで、リーク主は、補正値を、ファンの実数と捉えている可能性がある。

考え方2
実際にライブに来てくれるファンの実数を算出するために用いる。
仮にあるグループが武道館でワンマンをうちたいとする。赤字がでないような人数が集まるのか。
動員数の実数が把握したいというときに、
先日キャパ5千人の会場で2DAYやって、両日ともほぼ埋めた。うちの動員数は1万人だ。
とは、誰も思わない。当然2DAYSとも参加した熱心なファンがいるはずでその分を割り引いて考えないといけない。
それがMS補正率。
そう考えているのがリーク主の上の発言。
その後の「これは武道館で1日公演ならソールドアウト、横浜アリーナ1日なら余るかもしれない数値」
などという実動員数の話しをしていることからも読み取れる。

このように、リーク主は、応募数に対する実際の支払い見込みの話しと、実動員数の話しを混在して話しをしているため、文章の趣旨が不明瞭になり、その信ぴょう性に疑問が生じてしまっている。