「僕ができることは何だ」 矢沢永吉、広島公演収益を被災地へ
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2018年7月16日 15時9分 J-CASTニュース

ロックミュージシャンの矢沢永吉さんが、2018年7月13日、自身のホームページ内の動画で、9月11日に行われる広島グリーンアリーナ公演の収益を被災地に寄付すると表明した。

矢沢さんは西日本豪雨で大きな被害を受けた広島県出身。故郷への「恩返し」に、ツイッター上では称賛する声が寄せられている。

ファン「本当に日本の誇りです」
矢沢さんは動画を「この度の西日本豪雨は本当に、心からお悔やみ申し上げます」と被災者へのお見舞いの言葉から始めた。

「僕の生まれ故郷の広島も、もちろん、岡山ももういっぱい、あちこちで大変な... 本当に大変な被害が出ております」
被災地の状況を深刻に話す矢沢さんは、9月11日の広島グリーンアリーナ公演について、「相当張り切っておりました」と、観客数の多い会場でのコンサートへの思いを語った。

再び、西日本豪雨における被害の大きさについて言及した矢沢さんは、

「どうしたらいいのかみたいな、これで本当にコンサートやっていいのかな」
と悩んだことを告白。色々考えたという矢沢さんは、9月の広島グリーンアリーナ公演への決意を話した。

「僕ができることは何だと思ったときに、やっぱり最高のステージをやると。それが自分のやれることなんじゃないかと思いました」
「だから、最高のステージ。頑張りたいと思います」
矢沢さんは「それと」と話を続け、

「自分なりに考えたんですけども、この度のグリーンアリーナでの収益を、生まれ故郷広島の被災地の方、もちろん広島だけじゃないと思いますけども、何か役に立ててもらえたらなと思います」