山内博

「娯楽という分野は、つねに従来と異質のものを開発しなければならないのです。
つまり改良の程度ではダメです。…このビジネスの世界は一日かかって説明しても、
なかなか理解してもらえないのではないかと思うほど難しい。」

「娯楽の業界では、老舗だから安心なんていうことはありえない。いつもいつも、
新しいものを出していかないと生き残れないのです」

「結局ね、ユーザーというのはすぐに飽きるんです。最初は目新しくて、
みんなが飛び乗ったんです。しかしユーザーというのは、すぐに飽きますから。」

「日本ではブームに乗ったと思ったら執着しないほうがいい。それはもう売れなくなるという
意味だと受け止めるべきで、善後策をたたておかないと手痛い目にあう。
一つの価値観や目先の目標にとらわれないことこそ大切。 」