・アース線追加
年式にかかわらずノーマルのアース線(バッテリーマイナス線)は銅線が腐食して大電流が流せてない傾向にあります。
交換なんて面倒な事をするよりも、8ゲージクラスの線を3〜4本追加してしまいましょう。
FDの場合は、サージタンク脇(ボディアースしている根元)へ1本、スロットルボディのコイルステーに1本、イグナイターのアースに1本、バッテリーからの純正標準アースポイントに追加1本など。
ノーマルアース線が腐食等で問題があった場合は、追加アース線でトルクが蘇ってくることがあります。
バッテリー接続端子(+も−も)長年使っていると接点付近が腐食している場合があるので1〜2年に一度は取り外してチェックしておきましょう。

Q.燃料添加剤使った方が良い?
A.洗浄系燃料添加剤 PEA(ポリエーテルアミン)は、純正品であってもロータリーに使用できません。
PEAを主体とした「フューエルワン」なども使えません。
洗浄成分の入ったハイオクには微量のPEAが添加されているものもありますがあまり気にする必要はありません。
気になるようでしたら早めのOIL交換をお勧めします。5000km毎→3000〜4000km毎。
知らずに(もしくは故意に)PEA系添加剤を使った後は、燃料からPEA成分が無くなった頃、OIL交換をお勧めします。

Q.エンジンオイルはどれがお勧め?
A.使用用途や好みにもよりますが、ちなみにFDのロータリーエンジンはSGグレード(FCはSFグレード)の「MAZDA純正」鉱物OILで開発されています。
現在ではさらに4段階グレードアップしたSMグレードOILとなっているので、ノーマル、マフラー交換車程度なら純正がお勧めかと思われます。
但し、サーキット走行や、長時間のヒルクライム走行、オイルクーラーが塞がれるような長時間の雪道走行などで、油温が110〜120℃を越すようなら走行距離にかかわらず早めに交換しましょう。
合成油は分子が小さいので種類によってはオイルパッキンから滲みが出る場合があります。
もし合成油を使う場合はロータリーターボ専用の物を使用した上で滲みや漏れなどに気を配りましょう。