「T6」のカットモデルで初めて分かったのが空調用圧縮機の厳重な支持方法。
このエンジンは前端から変速機取り付け面までの距離を短くするために、エンジン前部にあったカム軸駆動用のチェーンを後部に移動している。
クランク軸の、ウエイトがある部分にリングギアを設けて回転力を横に出し、そこからチェーンでカム軸を駆動する。
の結果、変速機の上側にチェーン機構を配置することができ、その幅だけ変速機取り付け面までの距離を短くできる。
 
その動力取り出し機構を利用し、普通は前方にある圧縮機も後方、変速機の上に移動させた。
こうすれば補機駆動用のベルト幅の分も短縮できて好都合だ。
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すごいねぇ。 ここまでするほどストレート6の魅力はあるんだろうね。