で、この電子制御式E-CVTを1987年に世界で初めて実用化したのが、(富士重工)スバル(構想はイギリスにはあったが実用化されていなかった)

ちなみに、FF車の操作性が快適になり大量生産される様になったのも1966年に(富士重工)スバルと東洋ベアリングが開発した、等速ジョイント。
等速ジョイントによりFFの左右ドライブシャフトの捻れ違いによるトルクステアをほぼ解消したから。
今ではどちらも、軽自動車は勿論、大排気量車まで幅広く使われている。

スバルのCVT(リニアトロニック)もプル式縦置きエンジン用のベルト式CVTとして世界初で400N・mに対応するAWD用高トルク対応の高レシオカバレッジCVTとして世界初である。

2010年、言わずと知れたアイサイト。
優れた予防安全性を誇るアイサイトを低価格で提供。

プリクラッシュブレーキ、及びドライバのブレーキペダルの踏み込みを補助するプリクラッシュブレーキアシストといった予防安全機能を強化し、
全車速追従機能付きクルーズコントロールにおいて、自動ブレーキの最大限速度を大幅に高めたことで、都市高速などの先行車の強い減速にも対応でき利便性が大幅に向上した。
専用部品を廃止、シンプルなシステム構成としたことで大幅なコスト低減を実現した。 他社も追従し、今では当たり前の装備になりつつある。

1987年E-CVT(スバルジャスティ)
https://www.jsae.or.jp/autotech/8-7.php

1966年等速ジョイント(FF車隆盛のきっかけ)
https://www.jsae.or.jp/autotech/8-2.php

2009年リニアトロニック(チェーン式CVT+4WD・縦置きトランスミッション)
https://www.jsae.or.jp/autotech/8-19.php

2010年運転支援システム「EyeSight Ver.2」
https://www.jsae.or.jp/autotech/13-14.php

スバルは業界8位の弱小規模にありながら、
常に革新技術を開発し、
世界に発信する優れたメーカー。