アウディのデザインはどこへ向かうのか?デザインの変遷を考察してみた
https://www.google.co.jp/amp/s/current-life.com/column/audi-design-change/amp/

2000年代中盤あたりから10年あまりで急激にそのブランド力を高めてきたアウディ。
今やBMWとメルセデスベンツと互角もしくはそれ以上の人気を誇るほどになった。
知的かつエレガントな雰囲気を醸し出すシンプルなデザインで、一時期もっとも美しいカーデザインではないか、と筆者に思わせたアウディであった。それが最近では新型を見かけるたび「?」が頭に浮かんでしまう自動車メーカーになってしまった。

アウディ・デザインも数年前から異変?が起き始めている。
バランスのとれたボディシルエットはそのままであるが、全体的にこう、シャキーン!という効果音がいまにも飛び出てきそうなアグレッシブなデザインに変わってしまったのだ
インパクトがありながらも主張しすぎない 流麗なシングルフレームグリルがいつのまにかカクカクになり、いたるところに複数のラインが増え、なんとなく同社の傘下であるランボルギーニを意識しているようである。
もしくは某日本の高級車ブランドに影響を受けたのかと思わせるようなデザイン…。

つい先日発表された-モデルなんかは、さらに角度を付けたエッジに複雑な構造の大げさなディテールでトランスフォーマー的デザインの頂点を極めたようなモデルに見える。
そこにはかつてのモデルに受け継がれてきたブランド・アイデンティティなるものも、今までのモデルにあった気品もがまったく感じられないと思ったのは筆者だけであろうか?