スバルはレギュレーション変更で、実質WRCを追い出されたあと、販売主戦場のアメリカでずっとラリーを続け、ブランドを育てて人気をあげてきた。
1987年、32年も前にアメリカのインディアナに工場を建てて雇用を確保し地産地消体制にした。
トランプがアメリカ中心の政策を打ち出し、海外からの輸入関税の引き上げをしたが、スバルが米で売るクルマは米の工場生産だったので、影響は少なく、
メキシコに工場があったマツダ(2014年にメキシコに工場を新設)やトヨタの様にはならなかった。
マツダは今トヨタと折半でアメリカ工場建設をしているが、約800億円もの余計なコスト増となった。
対し地道にアメリカの地元人気を高めたスバルは、各ディーラーの要望を盛り込み今年アメリカ向けに人気のミッドサイズSUV車種、新型SUVアセントを投入しバカ売れ、
2019年、非営利団体で権威あるコンシューマリポート等複数のランキングサイトでブランド1位を獲得するなど、各社為替の影響で利益が落ち込む中一人勝ちとなった。