先日発売されたばかりとなるマツダのフルモデルチェンジ版・新型ファストバック&セダンモデル「マツダ3(Mazda3、旧アクセラ)」ですが、早くもこのモデルの北米仕様25,003台全てにリコール。
今回のリコール内容は、マツダサイドの製造工程にて誤りが見つかり、ラグナットで締めつけているにも関わらず、ハブボルトとハブフランジとの間に隙間が生じているとのこと。

これにより、どんなに適切な仕様にて締め付けを行っても隙間を埋めることはできず、結果的に緩みの原因を生み出してしまう恐れがあるようです。
最悪の場合、今回の誤りによって公道を走行中にタイヤ・アルミホイールが車輌から外れてしまい、他の車両に衝突して事故を引き起こす恐れがあるとしてリコールを発令しています。

しかも、今回の問題についてマツダサイドは全く認識していなかったとして、今回の情報は全て市場から得られたとのことでした。
幸い、ケガや死亡事故といった例が発生していないとのことですが(不具合件数は調査中)、こうした製造工程上の誤りが発生しているということであれば、
北米市場に限らず、日本市場も含め、(ユーザーに不安を与えないことを目的に)全世界にて製造されている「マツダ3」の製造品質を今一度調査する必要があるのではないかと思いますね。