前スレより、タコメータ不調対策

メーターAssyから、タコメータだけ外して、裏側の基板を見ると、タコメータのモーターから生えた
ボルトが4つのナットで基板に固定されているが、4個のうち3個は、基板とモーターを
電気的に接続するためにも使用されている。
この3個のナットと、挟んであるワッシャを一旦外し、接点復活剤塗ってゴシゴシ磨き、
表面の酸化膜を取る。
ボルトや基板の銅箔パターンにも接点復活剤塗って、綿棒などで擦って酸化膜を取ったら、
元通りに組み付け直す。
基板の外側に3箇所、タコメータ基板とメータAssyのフィルム基板をボルトで電気的に接続し
機械的に固定する端子板があるが、これも同様に磨いておく。

要は、単なる接点不良が、スミスメーター的挙動の原因。
これで直らない場合、基板の半田割れか、タコメータ基板上の半固定抵抗のガリが原因の
可能性がある。
半固定抵抗は、ドライバーで数回ぐりぐり回してやれば、接点がセルフクリーニングされるはずだが、
ここを触ってしまうと、指針を合わせるために、回転数表示機能付きタイミングライトなどが
必要になる。多分。(未検証)

調子が良い時は普通に動くのに、時折メーターの針がストンと落ちたりピクッと元に戻ったりして、
メーターバイザーを昔のTVみたいにバシッと叩くと直ったりするなら、上記の方法で完治する
可能性は高いと思う。

なお、油圧計の針の挙動が怪しい場合(ウィンカー点滅に合わせて針が動くなど)も、
同様に接点磨きで直る可能性大。