更にプリウスのようなHVやEVの場合、特に高齢者にとって深刻な危険性を内包している

通常のエンジンならばその唸る音と振動でアクセルを体感できるが、プリウスの場合はアクセルが殆ど無音に近いため特に高齢者は踏み間違いに気付きにくく、
更には意外に強力なモーターの初期トルクも相まって、高齢者ドライバーの反応が遅れている間にプリウスは無慈悲にも暴走を始めてしまうのだ

無論誤動作によっては警告音も鳴る訳だが、そもそも日常的に聞く筈もない警告音によって瞬時に何が起こっているかを把握できるはずも無く、パニック時にその警告内容をセンターパネルで確認しろ等と言うのは危機対応を欠片も理解していない役立たずの戯れ言に過ぎない
それでなくとも耳が遠くなった高齢者にとって、多少の警告音など糞の役にも立ちはしないのだ

以上、ヒューマンインタフェースに限っただけでも問題は山積みであり、更に懸念される電子制御系の問題以前にプリウスは車としての根本的な設計思想に問題があると言わざるを得ない

そしてその事はまさに国土交通省の車種別の不具合情報によって裏付けられている
特にブレーキ装置を中心としたプリウスの不具合情報のあまりの多さとその内容の異常性には目を見張るものがある

即ち、もはや誰が何をどう言い逃れしようがプリウスの欠陥的設計については一切疑問の余地はなく、被害者加害者を含めあまりにも数多くの人々を不幸のどん底に落とし入れたトヨタの大罪は決して逃れ得るものではない