■ 高齢者対策を怠ったトヨタの大罪 ■ 3/4

アクセル、ブレーキの踏み間違いは主として「内旋角」という膝を内側に向けようとする時の角度が、高齢者は小さくなってしまう事が主原因の一つで踏み違いを起こすという事だが、
実際に試してみるとその内旋角は確かに小さくなっている。
何よりもこの高齢者なりきりセット、良くできているのだが、踏み間違いは床に付けたかかとの位置が大きく起因すると筆者自身は感じた。

運転をする際、アクセルを踏むための右足のかかとはほぼブレーキペダルの下。もしくはできるだけブレーキペダルに近い位置で、そこから右方向に開いてアクセルを踏む。
こうすれば例え高齢者になって内旋角が小さくなっても、瞬時にブレーキを踏むことが出来る。

つまり、常に正しい運転姿勢をしていれば、こうした事故は抑制できるわけで、正しい運転姿勢が取りやすい最新マツダのコックピットは、事故を抑制できるものだ。