そんな社長の奥方は昔から取引のある商店の娘。
都会を目指して大学に進むが、そこで社長に出会う。
MX20マークUHTでデート重ね、やがて結婚。
しかし、結婚と同時に社長と同郷の田舎に帰ることになり、急遽運転免許取得。
買い物用に先代社長より30カローラを買い与えてもらう。
しかし、社長が社用車の軽トラで通勤し始めたため、
カローラは先代社長に返し、家にある131S/Cを昼間に使うようになる。
しかし、その後乗り換えた151を駐車場で擦ってしまう。
丁度若い社員がグロリアに乗り換えた頃で、151は再び社長に取られ、現在はヴィッツを足にしている。

田舎社長の夫人に、クラウンは大きすぎると思う。

そんな社長の次男は専務の長男と共に何不自由なく育ったが、
そんな日常に疑問を感じ、高校卒業と共にイギリスに留学。
父や兄のいる田舎には極力帰りたくなく、帰国後も都会で一人暮らしを続ける。
働いてたまった金で中古のバイオレットを購入。結婚後も騙し騙し乗り続けていたが、
ついにあぼーん。子どもも出来たのでテラノに乗り換える。
その後、自然を求めて田舎にログハウスを建てて生活をはじめるが、
その際も実家とは反対の遠くはなれた地に土地を買い求めた。
現在はログハウスの隣りにペンションを建て、経営している。
テラノは15万km走り廃車、堅実な経営で貯めた金でサファリに乗り換えた。
実家の父と兄への反発より、クラウンはもとより、ヨタ車には乗らないポリシーを固めている。

独立志向の次男に、クラウンは似合わないと思う。